オープニングのオバチャンのダンスからして、わけがわからない。 .. >(続きを読む)
オープニングのオバチャンのダンスからして、わけがわからない。
序盤なんか、少し退屈なくらい、話がどう進むのか、予想もつかない。
でも、中盤からは、どう話が進むのかわからないまま、一気に緊張感が出る。
そういう意味では、サスペンスとしてよく出来ている。
ただねえ、見てて楽しいわけじゃない。
「頭が悪いから、人に騙されて、人に嫌われて、貧乏で」って、それじゃ見ているほうは救いがないじゃん。
それがこの映画のウリなのかもしれないけど、自分にはどうにも。
だから、見終わったときの感想は、「お前ら、子供が5歳のときに死んどけ」だった。
邦題を「母なる証明」ってつけた意味もわかった。
これは、角川映画「人間の証明」のオマージュでしょう。違うかな?雰囲気はよく似ているから。
ただし、映画としての出来は、こっちのほうがはるかにいい。
でも、もう一度見たいとは絶対思わないっていう意味では、同じようなもん。