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<ネタバレ>ストーリーのアイデアももちろんなんですが、細かい演出に、何度観てもワクワクさせられます。鼻の横をこする合図、カードをサバく手元からニューマンの顔まで1カットで見せるところ、高架線のホームでのスナイダーとの追跡シーンで、緊迫した音楽から、一転してコミカルな音楽に変わるところ、ペンキ塗りのフリをするシーンで、わざわざ家族の写真を取り替えるところ、JJがペンキ塗りを途中でやめて、テキパキと片付けて出て行くところ、ポーカーシーンでニューマンがロネガンにゲップで答えるところ、何度観ても良いですねえ。ファンとしては、この作品は「いかにだまされるか」に注目するよりも、そういう職人的な演出を楽しむつもりで観てほしいですね。[良:1票]