<ネタバレ>ごく稀に本編が終わりエンドロールが流れ始めた時、身動き一つで .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ごく稀に本編が終わりエンドロールが流れ始めた時、身動き一つできない映画がある。この作品はそのごく稀な作品であった。クライマックスの公演はクラシックバレエに興味のない私の心を揺さぶり、黒鳥のシーンは素直に美しいと思わせた。しかしながら、随所に見られたリアルな痛みと、全編を通じた手ぶれは見る側に大きな負担を強いるものであった。今後この作品を再び観ることはないかもしれないが、永く記憶にとどまる作品であろう。