<ネタバレ>まだ今の僕には難しい作品。
女の人が恐怖で我を忘れて叫んで .. >(続きを読む)
<ネタバレ>まだ今の僕には難しい作品。
女の人が恐怖で我を忘れて叫んでいる場面がうるさくてイヤだ。
最後の家が燃え盛る場面がきれいだ。
この監督は炎をきれいに描く。
また、ガラスや水、陶器などの冷たい繊細なものをきれいに描く。
炎も、なんだか冷たい感じがするのは僕だけだろうか。
映像が切り替わったときの妙な静けさも印象的だ。
目の前に、家のミニチュアが現れる場面は、「あれ!?」ってくらい不思議な感じがした。
とても不思議な感覚を味わう。
ガラスが触れ合うときの音もきれいだよね。とても繊細な感じ。
瓶が割れてミルクが飛び散る場面(あのミルクの破壊力!)はとても印象的。
瓶から水を注ぎ、奇麗な水で手の泥をおとす場面、その奇麗な水が泥で濁るところ、それと四角い石鹸もとても印象に残る。
レオナルドの絵が、ガラスで木陰が反射されているところも、なんだか綺麗で印象的だ。
この監督の作品、途中で流れるクラシック?音楽が荘厳に聴こえる。
普通に家のオーディオで聴いても、こんな陶酔感はあじわえないだろう。
そういったところがこの監督の魔力なのだろうか。
僕は外面的なことしか語れませんが、この作品は語りつくせないほど深い深い、、、