『新・仁義の墓場』という作品は、私が近年観た数多くの「邦画」 .. >(続きを読む)
『新・仁義の墓場』という作品は、私が近年観た数多くの「邦画」の中でも、TOP3に入る映画だった。
三池崇史監督作品である。
そして、この作品に心を奪われた私は、1975年の深作欣二監督作品、『仁義の墓場』をも、借りるに到ったのだ。
さすがに30年前のヤクザ映画を借りるのには、かなりの抵抗があった。
はっきり言って、「楽しめない」という確信があった。
だけど、三池監督の“新”の方を好きだと主張するからには、古い方も観ておかないと・・・
ってな感じで、意を決して観たわけだ。
90分程度の短い作品だったが幸いだったのかもしれないが、それなりに楽しむことができた。
これで更に、三池監督の、“新”の方への理解を深めることができた様に思う。
『新・仁義の墓場』は、私が観た三池作品の中で、間違いなく最高傑作だ。
同時に、邦画としてみても、自分が観た中では最高傑作の一つに入る作品である。