<ネタバレ>ぬは~、見よ!このオールキャストぶりを!
中村鴈治郎、小林 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ぬは~、見よ!このオールキャストぶりを!
中村鴈治郎、小林桂樹、原節子、新珠三千代、司葉子、森繁久彌、加東大介、杉村春子、浪花千栄子、宝田明、白川由美、藤木悠、そして笠智衆!
惚れ惚れする程のメンバー。
いやぁ、これだけで満足。
だけど、なんだかコレ、小津っぽくない。
家族構成の複雑さといい、出演者のラインナップといい、なんだか成瀬っぽい。
だけど、画的にはこれ以上なく小津してる。
最後にオヤジさんが亡くなるところも、見事に小津。
一度は復活するところなんぞ、一ひねりあって面白かったが。
(森繁久彌)
モリシゲって、小津作品に全然染まってない。
まるっきり、モリシゲのまんま。
これは凄い。
(原節子)
この人の、あの微笑み。
やっぱり私にとっては気持ちが悪い。
(司葉子)
髪型微妙だけど、スタイルはやっぱり最高。
(新珠三千代)
あらー、タマ(猫)、道よ。
こんなに脚が綺麗だとは!
あの、かかとは嬉しすぎる。
(加東大介)
ますますもって、不健康オヤジ。
顔のむくみ方がヤバすぎ。
(浪花千栄子)
元々おばあちゃんぽかったが、本作では本当におばあちゃんに見えた。
翌年の遺作、『秋刀魚の味』ほどではないけれど、なかなかの出来。
だけど、最後は不気味すぎ。
あの葬列に、あのカラスに、あの笠智衆のセリフに、あの音楽。
後味はよろしくない。