いきなりのインパクトあるオープニング、そして畳みかけるような .. >(続きを読む)
いきなりのインパクトあるオープニング、そして畳みかけるような無秩序と暴力。
おもちゃのような血の赤色が、軽くひびく銃声が、たわいなく死んでいくヤクザたち(というよりチンピラか愚連隊って感じ)のはかなさに、むしろベストマッチ。コメディ感とシリアスさ、愛嬌と怒号が、渾然一体となって画面の中を駆け抜けていく。
役者陣も若く、イキがよく、男の恐ろしさと迫力、そしてセクシーさが充満している。
戦後の痛々しいドキュメント。青春映画。そして日本の風土が生んだ「ヤクザ」の映画。
正直、もっと早く見ておけばよかった!!