<ネタバレ>ウォンカーウォイは目のつけどころが面白い。
この人のもつ「 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ウォンカーウォイは目のつけどころが面白い。
この人のもつ「映画らしさ」がとてもユニーク。
共に伴侶に裏切られた男女の微妙な関係を、センスある音楽とともに描く。
「花様年華」という言葉は、満開の花のように、成熟した女性が、一番輝いてる時、のことらしい。
つまり、タイトルからして、マギーチャンを描いた映画なのだ。
難攻不落の女性が、ふと心がゆらぐ瞬間を描きたいがために、一本の映画を創っちゃうカーウォイの「映画らしさ」が興味深い。
不倫映画といえば、デニーロの「恋に落ちて」が僕なんかすぐ浮かぶ。
でもこっちの映画は、最後男性が彷徨い(さまよい)人になっちゃうとこが、そしてその役者が
トニーレオンだというとこが、なんか説得力あって、面白い。
う~ん、カーウォイ面白いな。