<ネタバレ>「ラ・ラ・ランド」のチャゼル監督の新作である。
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<ネタバレ>「ラ・ラ・ランド」のチャゼル監督の新作である。
まるで、「ラララ」で夢見たであろう少女たちの釘をさすような一本。
この映画の新しいのは、夢工場でダメになる男を描く映画は多いが、女性でダメになっていく
様子を丁寧に描いた作品は、そんなにないところだ。
最初は、スターになる女優と、それを見守る裏方の男との恋と思っていた。
いわゆる日本で言うとこの「たけくらべ」だ。
前半は、撮影現場がドラマちっくなとこを描く。
が、後半、トーキーの時代になり、時代遅れになりつつある、かつてのスターの
とまどいと同時に、主人公の女性の薬やギャンブルにはまっていくとこを描く。
夢工場の影の部分を描いたチャゼル監督。
実は「セッション」の味でもある。
「ラ・ラ・ランド」の方が、彼には不満だったのかもしれない。