<ネタバレ>テンポが速い。展開も速い。
その中で、TARの成功の絶頂と .. >(続きを読む)
<ネタバレ>テンポが速い。展開も速い。
その中で、TARの成功の絶頂と、転落を描いている。
音楽の世界は、「セッション」や、ハネケの「ピアニスト」を観ても、そうだけど、
かなり人間を追い詰めることが多いみたいだ。
正解のない芸術の世界で、極めようとすると、こうなるのかもしれない。
ケイトブランシェットが、「キャロル」でもそうだったが、
美や品を失うことなく、果敢に女性という人間のギリギリを描いている。
観終わって見ると、女性映画もここまで来たかとの感がある。
ただし、男性監督による女性映画である。
展開が早くなければ、もっと高評価だった。