<ネタバレ>「アマデウス」の評価が大きすぎたため、
フォアマン監督のイ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>「アマデウス」の評価が大きすぎたため、
フォアマン監督のイメージが芸術的な方に行ってしまったが、
「カッコー」にしても、この映画にしても、
こういう社会派が彼の本来の持ち味なのかもしれない。
この映画の肝はラストの裁判にある。
趣味と法の問題をごっちゃにしないこと。
エロかろうが、下衆だろうが、風刺は風刺である。
最後のアメリカの判決は見応えあるので、ここに記述します。
「修正第1条は自由な発想を保障するものである。
自由な発想は個人の自由だけでなく、
真実の追求と社会の活力として重要である。
公共への論議は、動機のいかんに関わらず、
修正第1条により守られる」
ラリーが、可哀そうなアルシアのために
裁判を茶化して彼女を喜ばせていたのを、
アメリカ人は何も言わないが分かっていたのだと思う。
この映画は、熱いラブストーリーですよ。