<ネタバレ>本作を観た理由は以下の2つ。
①マイケル・ジョーダンが大き .. >(続きを読む)
<ネタバレ>本作を観た理由は以下の2つ。
①マイケル・ジョーダンが大きく絡む話なのに殆ど登場しない展開との事、真相を確かめたくなった。
②監督がベン・アフレックだから。私は俳優としてもよりも監督としてのベン・アフレックに注目しているので。
結論:
とても小気味いい作品。
どちらかと言うと小規模の予算で作成されたであろう本作、でもそれが良い方向に作用している。
時代の空気感を表す為なのか、随所に散りばめられている80年代の音楽もいい具合に効いている。
芸達者になったマット・デイモン、阿吽の呼吸でチョイ役を演じているベン・アフレックを初め、
脇役の皆さんも良い演技をしているし、マイケル・ジョーダン役の人を殆ど登場させなかった(顔は全く出てこない)のは大正解。
もし顔が出ていたら、中盤以降に織り込まれるマイケル・ジョーダンの実際の映像が彼の人生を端的に示す為に
物凄く効果的に使われている事も有り、途端に陳腐な印象になっていたと思う。
ベン・アフレックは良い監督で有る事を再認識した次第。