橋口監督、あの「渚のシンドバット」をさらに超えてしまいました .. >(続きを読む)
橋口監督、あの「渚のシンドバット」をさらに超えてしまいましたね。今度は「子ども」と「家族」がテーマになっていますが、新しい方向にチャレンジするというよりも、自分の立ち位置を確かめるような方向にいっそう深化されていて、さらに大きな広がりを感じさせます。丁寧に作りこまれた絵と、限りなく自然なゼロに接近しようとする徹底した演出は、ただ称賛に値します。これほど多くのキャストをすばらしいと思えた映画は、最近の日本映画でもまれでした。