<ネタバレ>丁寧で、嫌味のない爽やかな作品だった。
星野源は、メガネの .. >(続きを読む)
<ネタバレ>丁寧で、嫌味のない爽やかな作品だった。
星野源は、メガネのせいもあると思うが、カエルっぽい眼光で気持ちの悪い男を好演していた。
コメディとシリアスのバランスが良くなくて、クライマックスをコメディにして、お茶を濁したような感じになってしまったのは、勿体ない。
特に引っかかったのは、星野源演ずる健太郎のキャラクターがイマイチ掘り下がっていない事。「彼女いない歴35年の優しい男」ってだけで、それ以上の奥行きを感じられなかった。
親との関係性を描くのに時間を費やしすぎていて、健太郎と奈穂子の物語も薄くなっていたようにも見えた。
せっかく恋愛経験ナシの男を主人公にしたんなら、それが故の彼女とのスレ違いなんかを描かないと。