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前作「ボウリングフォーコロンバイン」がかなりの傑作だったので期待してたんですが、イマイチでした。前作のノリはなりを潜め、基本的にシリアスに展開されるのに、ほとんどがナレーションとインタビューっていうのは疲れてしまいます。
今回は視点が一方的すぎるため、ブッシュ個人の批判の部分は少し白けてしまいますが、後半、戦争そのものに視点がいってからは真剣に見ることができました。
監督の主張がはっきりしているこういう映画っていうのは存在そのものに価値があると思います。情報を鵜呑みにせず、見る側が1歩ひいて見ないといかんと思いました。決して面白くはないが、見る価値ありの一本。