前評判はたくさん聞いており、多少アマノジャクな部分から、欠点 .. >(続きを読む)
前評判はたくさん聞いており、多少アマノジャクな部分から、欠点を見つけてやるくらいの気分で見たんだけど、入り込んでしまった。
描かれている人たちの大らかさや正直さには多少の誇張もあるけれど、自分が幼少の頃の市井には確かに似た空気感があった。でも普段はそんなことを思い出しもせずに暮らしているので、いきなりタイムマシンに乗った気分。出演者全員が、ストーリーの中のキャラを演じているというよりは時代を演じていた感じ。それが見事に役割分担されていた。堤真一のガンコ親父っぷりが逸品で堀北真希は一枚剥けた感じ。