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<ネタバレ>序盤からサイモン・ペッグが左遷されるまでのキレの良い展開と編集は目を見張る出来の良さ。特にケイト・ブランシェット登場シーンには大笑いさせられました。いろんなハリウッド製アクションのパロディが観られますが、「真面目で優秀な警官が田舎のコミュニティーでひどい目に遭う」というプロットにはあの『ウィッカーマン』へのオマージュがあるのでは。コメディとシリアスのバランスがこれまた絶妙な脚本なので、ハリウッドコメディとは異質のカタルシスが味わえて楽しいですね。でも、終盤あれだけガンをぶっ放しているのに、負傷しても誰も死んでいないというのは、これまたハリウッドに対する皮肉が感じられます。 それにしてもティモシー・ダルトンの最期はほんと痛そうでしたねー。あの悲惨な姿は『食人族』の串刺し以来の衝撃シーンでした(笑)。