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子供の頃テレビで観て前半のダンスに感動しました。この映画の主演がジョージ・チャキリスと勘違いされるのは例の有名な片足を上げるシーンが必ずCMで使われるからではないでしょうか?
数年前に来日したジョージ・チャキリスは全くといっていいほど変わっていませんでした。
今回、この映画を放送する前に5,6分間、市村正親さんが熱烈に本作の素晴らしさを自分の体を使って訴えていましたが、あれはNHKの上手い手だなと思いました。
あの対談を観たら、その後に続く本編を観ない訳にはいきません。
度々タレントのタモリさんが、会話の途中で突然歌い出すというミュージカルが全然理解できないと言ってますが、それを聞くと私は必ず「ウエストサイド物語」を思い出してしまいます。
映画通の人が「あの曲はナタリー・ウッドが歌っているんじゃないよ」と言ってました。
空手をやっている友人が「あの蹴りでは相手には効かない」と笑っていました。
そんな人が周囲にいる中で、この作品の全てを感動出来る自分がいることに幸せを感じます。
この作品に足りないものは何なのでしょうか?
私にとって「サウンド・オブ・ミュージック」と並んで満点以上のミュージカル映画です。
観客の心を揺り動かす全ての要素が含まれていると思います。