私は大のヴィスコンティのファンで、二度目の鑑賞だが、相変わ .. >(続きを読む)
私は大のヴィスコンティのファンで、二度目の鑑賞だが、相変わらずこれほど長丁場で眠気を誘う作品もない。
「途中で寝た」という人はレビューを書くことができないから、ここでの評価は最後まで鑑賞した人だけが書いたことに注意しなければいけない。
アラン・ドロンはどこで出演したのかと思うほど、出演した価値を疑ってしまう。
翻訳のせいかわからないが、ランカスター演じる侯爵が「山猫」と呼ばれるシーンはない。
私には、移りゆく時代を背景にバート・ランカスターの一人称の映画にしか理解できなかった。
本篇が終わり、テレビのチャンネルを変えたら、60歳の矢沢永吉が熱いロックを歌っていた。
本作で演じていたバート・ランカスターは当時50歳。…う~ん、いつの時代も常に変わっていることを身に染みて感じた。