<ネタバレ> 今ならワンコインで買えてしまう名作中の名作。愛情と嫉妬と野 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 今ならワンコインで買えてしまう名作中の名作。愛情と嫉妬と野望が後半になって突然グジャグジャに絡み合って、誰が善人で悪人なのかわからなくなってしまうのが凄く怖い。
ガス欠で止まった車の中でマーゴ(ベティ・デイビス)は本音を話したからこそ、イヴの人間性が後半浮き彫りになってきていると思う。
1950年の芸能界って、こんな感じ?
今だって、清純派アイドルがシャブ打って、性器にタトゥーやピアスを指して、SMに酔いしれるプライベートライフに我々は全く気付かずにいる現状。
いつの時代も人間は欲望に取りつかれてしまう生き物なのかなぁ…
この映画が名作と呼ばれ、普遍的と呼ばれてしまうのが、なんとも皮肉に感じます。
死ぬまでに一度でいいから観賞されることをお勧めします。