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<ネタバレ>コーエン兄弟の映画って何が面白いんだ? というクチでしたが、これはなかなか楽しめました。けれど、ラストあたりのああいう描きって、やはり僕には「何が言いたいのかさっぱり分からん!」でした。「俺、頭悪いの?」「なに、雰囲気で感じればイイの?」「何か文学的情緒的ノリ?」「どういう意味? どういう意味???」と、ちょっと狼狽えて、それから「別にどうでもいいや、つまらねー終わり方!」と切り捨てました。この機会に、ここの他の方々のレビューを読んで、少し映画の見方をお勉強してみます。蛇足ですが『ウォー・ゲーム』で独特の目力で戦況パネルを見守って、最後は大らかに喜んでた将軍さんが、この映画の最後の方でヒゲハゲじいちゃんとして登場し、久々にお目にかかったのが何となく良かったです。このバリー・コービンさん、歳とっても目が放つ存在感は衰えてないなー。あの目はなんか惹かれるものがある。