まず被害者側から話が始まり、途中で加害者側から最初から事件を .. >(続きを読む)
まず被害者側から話が始まり、途中で加害者側から最初から事件を見直していく手法は、個人的には有りです。テンポが悪くても、レビューの酷評ぶりほど、ひどいもんではないなぁ、なんて思ってたらCG爆死シーンが来て思わず「うわぁ」って口から出てしまいました。
あれは、-10点分のインパクトというか、これまで丁寧?チックに作ってきたすべてをぶち壊すほどの衝撃がありましたね。一体、何が撮りたかったのでしょう?
コメディ映画、いやバラエティ番組ですらあんなひどいCGはご披露しないでしょう。
ラストの子供は、誰からも愛情を与えられなかったピースが、せめて山崎努氏演じる戦争ジジイなら愛情を持って自分の子供を育ててくれると、託すというメッセージなんでしょうけど、説明も伏線もないので、たぶん100人見たら100人が???でしょうね。
DVDで44の謎というキャプチャーを観てギリギリ受け取れるというか。
っていうか、この44の謎の文章の書き方も、~~だろうか?とか、~~なんだろうか?とか全部疑問系で終わっててイラッと来た。こういう補足がないと観る側が受け止めきれない作品で、これ付けたんなら疑問形でいちいち説明すんなよ、と思った。