映画『いろはにほへと』の口コミ・レビュー

いろはにほへと

[イロハニホヘト]
1960年上映時間:109分
平均点:8.00 / 10(Review 1人) (点数分布表示)
公開開始日(1960-05-20)
ドラマモノクロ映画犯罪ものTVの映画化
新規登録(2012-11-04)【アングロファイル】さん
タイトル情報更新(2024-11-28)【イニシャルK】さん
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監督中村登
キャスト佐田啓二(男優)天野竜一
伊藤雄之助(男優)松本宗治
宮口精二(男優)西垣
殿山泰司(男優)黒河
三井弘次(男優)磯部
織田政雄(男優)三宅
桜むつ子(女優)松本満子
浦辺粂子(女優)松本ムネ
諸角啓二郎(男優)
藤間紫(女優)およね
柳永二郎(男優)大崎
佐々木孝丸(男優)高平
北竜二(男優)太平電鉄社長
中村是好(男優)商人A
谷よしの(女優)
原作橋本忍
脚本橋本忍
国弘威雄
音楽黛敏郎
撮影厚田雄春
配給松竹
美術芳野尹孝
編集浜村義康
録音吉田庄太郎
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💬口コミ一覧

1.ネタバレ 現実の事件を元にしているためか、冒頭「これは架空の話です」という断り書きが出ます。どこまで事実通りかわかりませんが、この映画での投資経済会のメンバーは、犯罪を行っているつもりはありません。というか、合法的に運営していこうと考えています。ところが、そのための法案を通すため政治家に金を渡したり、内偵している刑事を遠ざけようと金品で釣ろうとするのは、あまり合法的とは言いかねます。なにやら、目先のことを追いかけて本質を見失っているようで、皮肉です。
皮肉といえば、金を渡した政治家の行動も痛烈な皮肉です。佐田啓二演ずる投資経済会会長は「誰だって金がほしいに決まっている」という信条の持ち主。しかし、金をもらった人間は自分の思うとおりに動くと考えたのが間違いでした。金だけもらってあとは知らん顔……。こういう展開だと、人間に対する信頼感が失せてきそうです。いや、信頼できないのは、最後に映し出された建物にいる人たちだけかもしれませんが。そうした風刺と社会批判が、事件ものの展開と無理なく溶け合っています。
アングロファイルさん [CS・衛星(邦画)] 8点(2012-11-06 20:50:32)
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マーク説明
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【点数情報】

Review人数 1人
平均点数 8.00点
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600.00%
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81100.00%
900.00%
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