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<ネタバレ>メキシコ革命に関してはまったく知らないのですが、とりあえずパンチョ・ビラのユニークな人物像は楽しめます。まあ、どこまで本当かは知りませんが。加えて、副官のフィエロがなかなか面白く、ビラとの対話はまるで漫才のようです。その一方で、捕虜にした敵には容赦ないところなども描かれていて、革命の血なまぐさいところも忘れててはいません。ここに紛れ込んだリーは、観客の代表者として、常識的な面からビラたちをながめています。この配置もよかったと思います。国内での派閥が単純な善玉悪玉になっているような気もしますが、基本的には娯楽作として作っているようなので、その意味では悪くないでしょう。実際の革命を舞台にした映画としては、どうかわかりませんが。あと、ヒロインを演じたマリア・グラツィア・ブッチェラが可憐でかわいく、よかったと思います。