<ネタバレ> 世界を襲う核戦争の恐怖、何を考えているか全く理解できない敵 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> 世界を襲う核戦争の恐怖、何を考えているか全く理解できない敵の大国、安易な戦争に踏み出すことも辞さない軍部、そんな中で孤軍奮闘、人類の生存をかけてぎりぎりの平和への戦いを進める若き大統領とその弟、そして補佐官。やがて「よい人々」の努力で、世界は破滅の一歩手前から救われる。
もしもこの映画が100パーセントのフィクションであったら、間違いなく10点満点なんですが。
ところがこれは実際の事件です。それが一人の人間の目によって、一人の人間の考えに基づいて語られ、あたかも真実であるかのように受け止められるっていうのは、ちょっとどうよって気がします。
実際の事件を描写するのに、上記のような極めて類型的な表現が用いられてることに疑問を感じるんですよ。
できたら、ソ連側、キューバ側からの視点も含めた作品が見たいですね。
平成24年9月3日再見 ケネディ、ロバート、マクナマラ、それから主人公、この4人の自分たちの責任の重さを痛感し、軍事的手段と平和的解決の間で揺れ動く姿がすごく良かった。