<ネタバレ>退屈で面白みの少ないタイプの名作。
映像の構図や構成は光る .. >(続きを読む)[良:1票]
<ネタバレ>退屈で面白みの少ないタイプの名作。
映像の構図や構成は光るものがあるが、先駆的な意味であって、今や新鮮に写るものではない。
24歳の若さで監督、主演をこなし、実在の大物をモデルにスキャンダラスに描いたところは凄い。
肝心の「バラのつぼみ」の謎は解けるものの意味合いとしてはしょぼく感じる。なぜそれが最期の言葉になったのかは依然として不明のまま。
興味を引いたのは終盤で大きな合わせ鏡の前を歩くケーンが何人も写るシーン。数年後の「上海から来た女」で登場する鏡間のシーンの原点のような気がしてならない。[良:1票]