「噂の二人」でリリアン・ヘルマンを知り、そのリリアン・ヘルマ .. >(続きを読む)
「噂の二人」でリリアン・ヘルマンを知り、そのリリアン・ヘルマンとなればこの映画を見ずにはいられなかった。恋愛関係にある男性と女性の友人ジュリアの三人ともなれば「噂の二人」とも共通するし、事実その原作「子どもの時間」も映画の中で執筆され世間に認められるようになる。ここまでは実話に基づく伝記映画かと思っていたら、ジュリアの使いの者が現れると様相は一変、サスペンスタッチの緊迫した映画となったのには驚いた。ユダヤ人のリリアンが反ナチスの活動資金を運ぶシーンとジュリアとの再会シーンはすごく印象に残る。