<ネタバレ>公開時、劇場で鑑賞しました。
正直、その時は半分も理解して .. >(続きを読む)
<ネタバレ>公開時、劇場で鑑賞しました。
正直、その時は半分も理解していなかったかもしれない。
しかし何故か惹きつけられる映画で、その後何度も鑑賞して深い映画だなと思いました。
戦時下という過酷な状況の中で、価値観や宗教感の違う者達が、ぶつかり合いつつ少しずつ理解し合う・・・
征服者と捕虜という関係でなければ、もの凄い親友になれたかもしれない・・・
ヨノイ大尉とジャック・セリアズ、ハラ軍曹とローレンスの関係は、友情とも違う変な一線を越えないギリギリの男同士の愛を感じました。
戦争映画特有のドンパチはありませんが、十分戦争の悲惨さは伝わってきます。
原題にもなっているラストシーンのハラ軍曹(ビートたけし)のメリークリスマス、ミスターロレンスと言い放った時の笑顔が心に残ります。
このラストシーンと坂本龍一教授の音楽が、この映画を高めていますね。