ガンファイトがあまりない珍しい西部劇で、しかも東部の男が主役 .. >(続きを読む)
ガンファイトがあまりない珍しい西部劇で、しかも東部の男が主役。
彼の性格は温厚で冷静沈着なのだが、婚約者を始め、西部男達のやたら好戦的なキャラとの
対比がおもしろい。ストーリーが単純なので、物語にもすぐに入っていけるはず。
非暴力主義、何事も話し合いで解決という主人公の紳士的なキャラはいかにも大人で、
やけに格好よく見えてしまうのだが、もちろん男らしいシーンもしっかり用意されており、
チャールトン・ヘストンも西部男の代表としていい味を出している。
異色の西部劇ではあるがロケーションが素晴らしく、グレゴリー・ペックがハマリ役の作品だった。