<ネタバレ> エピソードⅠ~Ⅲの中では一番良かったように思います。
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<ネタバレ> エピソードⅠ~Ⅲの中では一番良かったように思います。
雰囲気やストーリーが好きなのは個人的にⅠなんですが、ⅡやⅢが本来のスターウォーズの姿なのでしょう。
特に、ヘイデン・クリステンセンの演技・殺陣が前作より格段に良くなったことで、彼の葛藤、悩みが痛いほどに伝わってくるのが良いですね。
そして今作は、ジェダイの騎士が何故いなくなってしまうのか、その過程が衝撃とともに描かれる、この悲しいエピソードが最大の見所かもしれません。
旧三部作を知らないにも関わらず、ジェダイの騎士たちが次々と裏切りによって倒されていくのは胸が苦しくなります。
コマンダー・コーディーが、ケノービに落としたライト・セーバーを渡して、『これが無いと困るでしょう。』と爽やかな笑顔とともに渡すシーン。その直後、パルパティーンから連絡を受けて、即ケノービを撃ち殺す命令を下すコーディ。この絶望への切り返し。この即裏切り行動をとる切り返しが最も端的にクローン兵士の恐ろしさを感じさせて素晴らしい。これからジェダイの騎士たちに何が起こるのか、その惨劇を予感させる見事な演出と言えます。
ラストで、レイアとルークがそれぞれの育ての親に預けられたとき、一刻も早く続きが見たくなりました。
このシーンがあることによって、悲劇から生まれた一筋の希望を感じられて救われます。
それにしてもアナキンは、パドメを救いたいがためにすべてを犠牲にしたと言っても過言ではないのに、パドメ亡き今どうやってモチベーションを持続させるのか疑問です。ただエピソードⅡで帝国制の構想をパドメといちゃいちゃしながら語るシーンがあったので、それなりに自分の理想に近いかたちの平和構想を実現できた、とも考えられますね。
まあ何にせよジェダイの騎士がライトセーバーをぽろぽろよく落とすことを除けば本当によくできているのではないでしょうか。
ヨーダもまず初めに、『ライトセーバーを落としそうになったら、フォースを使ってすぐ回収!フォースをいつ使うの?今でしょ!』ってことを、まず最初に教えるべきだと思いますね。