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<ネタバレ> このシリーズは3作全て鑑賞しましたが、1作目が一番好きです。
「学校」というタイトルに最もふさわしいのはやはり1作目だと思います。
この映画を今見ると、現代の教育現場はかなり深刻な問題を抱えていると痛感します。
福利厚生が行き届きすぎて、学生たちや保護者への待遇が手厚くなりすぎた結果、なぜかその恩恵を自ら手放す人々が増えているという皮肉が現代社会に起きています。
何も努力しなくても簡単に手に入るものを、人は大事にできないのかもしれません。
この映画では、先生も生徒も、それぞれが努力し、協力し合って「教育」という現場を作り上げています。だからこそ、見る人の心に訴えかけるものがあるのでしょう。
「教育」とは当たり前に存在するものではなく、必要とされてはじめて存在できるものなのかもしれません。
(※映画としては9点~10点なんですが、どうしてもこの映画の萩原聖人さんの演技だけ苦手なので、8点です。)