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<ネタバレ> タイトルからはどんな映画か全く想像できなかったのですが、まさかのミッションインポッシブルみたいな路線。
最初は時系列も含め、何が起きているのか状況把握が大変。ですがわりと早い段階でストーリーの全体像が見えてきます。小難しすぎず、わかりやすい。軽い気持ちで見ても十分楽しめるエンタメムービーです。
登場人物は、悪人も含めみな個性があってキャラづくりは完璧。
実は父親の葬儀からこの計画が始まっているのだとわかってからは、もうずっとワクワク、ハラハラの繰り返しです。
冤罪系の映画ってやたら重かったり、深刻だったりするのですが、この映画はライトな感じ。冤罪を晴らすためだけにチームで動くっていうのは、ありそうでなかなかないんじゃないですか?だって自分には何のメリットもないのに、リスクを冒してまで他人の冤罪を晴らしてやろうなんて人はいないから。でも家族なら話は別。弟が目的のダイヤ以外には手を出させないのを見て、兄の冤罪を晴らすだめだけに動いているのだとわかり、『正義は我にあり』という気持ちで応援できるのが良かったです。
賛否両論あるみたいですが、父親のサプライズは個人的に最高でした。
欲を言えば、エド・ハリスがあの後どうなったのか、そこまで見せてくれたらベストでした。[良:1票]