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<ネタバレ> 終盤30分の出来の良さに気持ちを持っていかれそうになりますが、思いとどまって6点。
『終わり良ければすべて良し。』は私の信条であり一つの真理だとは思いますけどね。
それでもこの映画の最初の1時間がどーにも好きになれない。この人たちとおよそ正反対の人生を歩んできた自分にとって、まさに肌に合わない人たち。能年玲奈がやたら『いーなー』を連発していましたが、とてもそうは思えない。たとえ離婚していても、自分の進路をちゃんと心配してくれて、こどもにお金の心配をかけない親のほうが百倍良いに決まっています。たとえ両親の仲が良くても、仕事無し、お金無しで、娘に就職を考えさせてしまう親が理想的だとは思えない。
とゆーことで、ハツキは良いとしても、アキとヤグが個人的にダメでした。
映画が面白いかどうかという以前に、価値観がまったく合わんのです。
はっきり言って小川先生(小池栄子)が言っていることのほうが正論ですからね。『そんなのはつまらん』じゃねーよ。
ヤグの境遇には同情すべき点があります。それにバンドを再結成してからエンディングまでの流れは、はっきり言って好き。やたらダラダラ好きでもない人たちの日常を見せられる最初の1時間さえ乗り越えれば、そこから先はちょっと幸せな気分になります。
ただ映画としてはいまいちだと思います。[良:1票]