<ネタバレ>この映画の評価が特に本国アメリカで高いのは、アメリカ国民のフ .. >(続きを読む)
<ネタバレ>この映画の評価が特に本国アメリカで高いのは、アメリカ国民のフレッド・ロジャースという人物への信頼度の大きさによるものではなかろうか。
トム・ハンクス演じるロジャースその人は‶許し”をベースにした人格者で理想の聖職者のようにも見えて、キリスト教義下の国民にはより一層受け入れ易そうだし。
日本人で未熟なわたしには長年にわたる父子の確執が解けていく美しい展開には諸手を挙げて共感とはいかず、そんな上手くいくもんかな人の気持ちは、と思ってしまった。
むしろラストでピアノの低音をバーン、と叩いたロジャース氏のストレスの方に興味があったりします。