<ネタバレ>綺麗な映像で泣きそうになったのは、この作品以外にはない。
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<ネタバレ>綺麗な映像で泣きそうになったのは、この作品以外にはない。
岩井監督が描く子供たちの行動パターンが、いちいち可愛らしくいちいち昔を思い出させる。
物知りでうんちくをたれる奴、普段強いこと言うが本場に弱い奴。
好きな女の子はいるが、いざ告白されるや、一体どうしたらいいかわからない。
男の友情優先みたいな選択とか(ほんとは彼女と行きたいのに)、祐介の行動がいちいち共感できて、終始ニヤけっぱなし!岩井監督って絶対モテなかったんだろうな・・
タイトルにある以上、花火が上がることは誰しも判っていることなんだが、上がったときの感動たるや!
タイミングか?それまでの助走がいいのか?取り方がうまいのか?音楽がいいのか?
なんかわからんが、感動してしまった。大したドラマがあるわけではないのに!(←これが凄い)
分析するに、子供たちの一員として花火を見たからではないだろうか。
一緒に歩いて、一緒に灯台にのぼり、一緒に花火の見え方について話をし、一緒に花火に驚く。
そうなってくると、俺はなんて叫ぼうかなと想いをめぐらさずにはいられない。[良:1票]