<ネタバレ> M・ライアンの魅力に尽きるラブ・コメディ。彼女の存在感が突 .. >(続きを読む)
<ネタバレ> M・ライアンの魅力に尽きるラブ・コメディ。彼女の存在感が突出して他の出演者が霞んでいる。主役を美男美女にせず現代風のキャストで「めぐり逢い」をなぞった展開。どうしてもC・グラント、D・カーと重ねて観てしまう。結果、T・ハンクスは見劣りする。
飛行機の行き来を示す地図上での点滅等、ユーモラスなシーンもあるが序盤はあまり面白みが感じられず、「男と女は感受性のツボが違うのかなあ」と思いながら淡々と本作を観続けていたら、「めぐり逢い」と「特攻大作戦」の話が出て来て自分の思いと映画が見事にシンクロした。
「スターダスト」はじめ数々の名曲が洒落たロマンチック・コメディーを彩る。ラストのエレベーターを閉じるシーン、遊び心で男女のキスの絵にすればもっと洒落てたかも。