<ネタバレ>チャップリンの作品の中でもメッセージ性のきわめて強い作品。 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>チャップリンの作品の中でもメッセージ性のきわめて強い作品。
二人の独裁者のいがみ合いを滑稽に描きながら、痛烈に風刺している。
かといって、そうした作品によくある堅苦しさはなく、上質のコメディとして笑わせてくれる。
ブラームスの曲に合わせて散髪をするシーンなど、ニヤッと笑える場面も多い。
ただ、最後の演説はチャップリン自身の思いが強すぎて、作品としてはキャラ設定のブレなど若干バランスを欠いた感はある。