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<ネタバレ>コングの他にも恐竜がいっぱいで、まるでジュラシックパーク状態。
これってコングのありがたみが減っているような気はする。
ただ、コングとティラノザウルス2頭との戦いは大迫力。
凶暴なコングが頼もしいスーパーヒーローに見えてくる。
ドリスコル一行が不気味な生物の大群に次から次へと襲われるのも悪夢のようで手に汗握る。
こんな恐ろしい生物がうようよいる島なら、ヒロインが一か八かコングにすがってしまうのも無理はない。
危機一髪でコウモリに助けられるなど都合のよい場面は散見されるが、エンターテイメントに徹している。
コングをクロロホルムで眠らせた場面から、次はニューヨークの劇場に場面が一気に飛ぶ。
オリジナルもそうだったが、どうやって船にあの巨体を運び、ニューヨークまで連れて行ったのかが謎。
鎖を引きちぎって暴れまくるコングに歩み寄るアン。
氷の上で滑って戯れるコングとアンが、デートを楽しんでいるかのようで微笑ましい。
エンパイヤーステイトビルから朝焼けを眺め、「美しい」というアンの表現を覚えていたコング。
そこには二人の確かなコミュニケーションがある。
ナオミ・ワッツも魅力的だったし、シリーズの中では一番おもしろかった。[良:2票]