<ネタバレ>ポランスキー監督の妻シャロン・テートがおなかの子供とともに殺 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>ポランスキー監督の妻シャロン・テートがおなかの子供とともに殺されたことは薄っすら知っていたが、実在の人物が登場人物となっているこの映画で、タランティーノがどう描くのかとまったく予想がつかなかった。
どうみてもポップな調子でストーリーが進んでいるのに、どうやって悲惨な殺人事件につながっていくのか。
で、ラストを見て納得。もしこうなっていたら良かったのに、という願いを描いたようなハッピーエンド。
狂気のヒッピー集団マンソン・ファミリーの犯行グループがこんな返り討ちにあっていれば、どんなに痛快だったろうか。
そう想像するのはカタルシスになるけれど、映画自体はそれ以上でもそれ以下でもなくといったところ。
これがもっと思い入れのある人物ならまた違ったとは思うけど。