<ネタバレ>映像はきれいだけれど、ストーリーに引き込まれない。
不倫も .. >(続きを読む)
<ネタバレ>映像はきれいだけれど、ストーリーに引き込まれない。
不倫ものの昼メロを格調高く文学的にしてみました、という感じ。
犠牲に耐えるのは家族として当然だとして、エイダに犠牲を強いるばかりでエイダの思いを理解しようとしない夫。
それに対して、エイダのピアノへの思いを理解し、ひたむきな愛をぶつけるベインズ。
エイダの心が夫から離れてベインズに傾くのは自然の流れだろう。
エイダがあんなに拘っていたピアノを手放そうとしたのは、自分をあくまでも尊重してくれるベインズに犠牲を厭わない気持ちになれたから。
それは共に生きようとするための自発的なものであって、強制のような苦痛を伴わない。
女性の視点から描いた映画で、同じような思いを抱いたことがあるならどっぷりハマるのでは。