<ネタバレ>スパイ同士の裏のかき合いが面白い。
意外な展開の連続で、ス .. >(続きを読む)
<ネタバレ>スパイ同士の裏のかき合いが面白い。
意外な展開の連続で、スリリングで目が離せない。
潜入捜査の映画にしては珍しく、無駄に派手なアクションシーンがないのも気に入った。
必要最小限に抑え、心理戦に重点を置いているのがいい。
ワン警視がタクシーの屋根に墜落したのはインパクト有り。
説明を極力省いて、含みを持たせた場面が多い。
そのため、くどくならずにテンポがよくなっている。
その反面、うっかりすると含まれた意味を見逃してしまう。
たとえば、ヤンの元恋人が子供の年を一つ間違えた理由など、最初はわからなかった。
マイナス点としては、省力されている部分が多くて、わかりにくい点も。
ラウがボスを殺した理由も明確には描かれていない。
シリーズ三部作なので、Ⅱ、Ⅲと観ればわかる部分もあるが、単体では処理されないまま投げ出された印象。
また、二人の青年時代を演じた役者が全然似てないので、あれはわかりにくい。
どっちがどっちだっけ?となかなか現在の姿と一致せず、観直して確認した。