<ネタバレ>「ラ・シオタ駅への列車の到着」。
リュミエール兄弟が撮った .. >(続きを読む)
<ネタバレ>「ラ・シオタ駅への列車の到着」。
リュミエール兄弟が撮った短編群の作品の一つ。
駅のホームで列車を待つ人々、遠くからグングン手前に近づいて来る列車。それを待ちかねたように近づき、止まった列車に乗り込んでいく。
列車の先頭は劇中二度と出てこないが、ファーストシーンの列車のインパクトと人々の移動が最後まであの黒い物体を「列車」だと観客に認識させる。
このドキュメンタリーの先駆けでもある1分にも満たない“一瞬”が、今の映画の“一瞬”の積み重ねに繋がっていく。