<ネタバレ>最初で最後の「青島殺し」。
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<ネタバレ>最初で最後の「青島殺し」。
ドラマの劇場版なんて所詮ドラマの延長・・・だが本作は少し違う。
何故なら本気で「青島殺ろうぜ」という気概に溢れていたからだ。
「太陽に吠えろ」のジーパン殺し並みの勢いで。
ドラマは織田裕二と柳葉敏郎のピリピリした空気が魅力だった。
そこに警察の鬱憤やら汚職やら何やらをユーモアたっぷりに添える。
「逮捕しちゃうぞ」や「パトレイバー」のゆるい空気とシリアスな空気の両立。
ストーリーはいつも通り、
湾岸署に本部ー、
所轄はダメー、
青島どこ行くのー、
キャー窃盗ー!
一見すれば予定調和・・・だが、本作はそれほど生易しいものではない。
自分の死の運命が迫る青島。
犯人を見つけ、深手を負いながらもホシを逮捕する青島。
青島は、逝った。
この期を逃したらもう二度と殉職は出来なかっただろう。
いやあの瞬間だけでも逝っとけ。
だってあの血の量だぜ?
横でグーグーじゃねえよ馬鹿野郎・・・よくぞ生き残った青島。