<ネタバレ>遠い昔に見た。
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<ネタバレ>遠い昔に見た。
音声が聞き取れなかったので、字幕にして何となくは理解できた。
改めて思えば、アメリカ西部劇のプロットそのままだったりする。
(だから後の『荒野の七人』として上手くリメイクできたわけ)。
娯楽映画としての要素を全て揃えており、今見ると流石に古臭さはあるものの、
この泥臭さと洗練されてなさが人間の立体感を浮き上がらせている。
動と静の緩急が上手い。
村に平和を取り戻したものの自分たち侍を"負け戦"と称する、
儚さと寂しさと悲哀が漂うエンディングはアメリカでは作れない味わい。
時代の移り変わりに順応できない侍たちは死に場所を求めていたのではないか。