ステーキ割引券の期限が明日で切れる名目で、隣の映画館にて本作 .. >(続きを読む)
ステーキ割引券の期限が明日で切れる名目で、隣の映画館にて本作を鑑賞(スケジュールの兼ね合いで日本語吹替版)。
マインクラフトは少し聞いたことがある程度、それを見越してか世界観を分かりやすく説明してくれる箇所が多くて有難い。
一昨年公開して大ヒットした『ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー』の再来と言っても良い内容で、
完全にファミリー向け、異世界転移もの、そして良くも悪くも"幼稚"であることも共通している。
ただ、観客が求めているものを最適解で惜しげもなく出しており、
一部の評論家に忖度した思想の押し付けで歴史的惨敗した某作と比べれば、本当に清々しいアトラクション映画に仕上がっていた。
'80年代を彷彿とさせるノリと勢いで、その当時を象徴する楽曲の数々、みんなが求めているのはコレなんだなと再認識。
他人の批判をものともせず、「自分の作りたいものを作れ」というクリエイティブ魂に共感。
オタク少年の成長譚であり、子供の心を持ち続ける大人たちへの熱いエールが伝わってくる。
映画の完成度が高いわけではなく、欠点も少なくないが、ジャック・ブラックとジェイソン・モモアの濃ゆい存在感で中和した形だ。
見た後何も残らない?
別にそれでも良いじゃないかという嘘偽りのない陽気さに+1点追加です。