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それほど期待していなかったが、ここまでダメだったとは。エディ・マーフィのボクサーの設定が活かされず、意外性もないまま、終盤がグダグダで盛り上がりに欠ける。小悪魔なファムケ・ヤンセンとブダペストくらいは魅力があると思いきや、全て捉えきれてない感じが拍車をかける。スパイものとしてもコメディものとしてもどっちつかずで何を描きたいのか分からないまま、エンドロールまで消化不良感が残った。観る人が望んだ展開を出し惜しみしまくった、スマートさのかけらもない駄作だ。