<ネタバレ>
かつて人にとって自然の全てが神と命の源でした
木 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>
かつて人にとって自然の全てが神と命の源でした
木にも森にも山にも川にも、すべての場所に神がいました
だが人が文明を進めるためには自然という神をも滅ぼさねばいけなかった
木々を切り裂き、川や海を埋め立て、動物も殺した
少なからず、その文明の恩恵を受けている生きている以上、
それを悪いことだとは言う資格はない
だが、エボシがそうであるように
人間のために自然を殺していることへの自覚を忘れてはいけない
邪な自分の都合で、多くの神を消し去ってなお、
馬鹿には勝てん、と笑って済ませるジコ坊をどうしても許すことができず
その言葉の愚かさが、この作品のひとつのテーマだと思いつつも
悔しく、怒りすら覚えて、洋画、邦画、アニメを問わず、屈指の大嫌いキャラです