My Best Movie の5本指に入ります!!!
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My Best Movie の5本指に入ります!!!
戦後ハリウッドの巨匠ビリー・ワイルダーの映画作品では、
『アパートの鍵貸します』とツートップです!!!
オードリー主演の『昼下りの情事』で初タッグを組んで以降、
ワイルダーとI.L.A.ダイアモンドは数多くの名脚本を世に送り続けましたが、
本作の脚本は抜きん出た完成度だと思います!!!
単なる女装コメディで終わらず、
ジュリー(ジョゼフィン)の2役ならぬ3役など、
一枚も二枚も観客の予想を遥かに上回る展開を用意させるのには脱帽です!
キャストも皆、見事な配役ですね!
トニー・カーティスとマリリン・モンローは、
撮影当時、不倫の関係にあったことや、
モンローの精神不安定や流産など、
実に多くのトラブルがあったそうですが、
そういった出来事があったとは思えぬほどの
演技ができるのは、さすがプロなのでしょうか。
特に、ジャック・レモン扮するジュリー(ダフネ)の演技力は
ピカイチです!!!
どうして彼はあんなにも人を楽しませる才能に溢れているのでしょうか。
戦後最大のコメディスターと呼ばれるのも納得です!
劇中のタンゴダンスvs船上の熱いキスの場面や、
笑撃(!)のラストの名台詞などは非常に有名ですが、
何度見ても笑いが止まりません(笑)
本作は奇しくもアカデミー作品賞の候補にも挙がりませんでした。
(同年は、ワイルダーと名声を二分した巨匠ウィリアム・ワイラー監督の
『ベン・ハー』が11部門受賞)
ですが、2007年発表のAFIアメリカ映画ベスト100≪コメディ部門≫にて、
快挙の1位を獲得しています!
他にも褒めたい点は山ほどありますし、
評価の星も10個くらいつけたいのですが、
とにかく未見の方は、
私の稚拙なレビューを読む時間を、
是非とも本作の鑑賞に費やして、
もっともっと映画を好きになってほしいです!!!