<ネタバレ>この監督、映像表現が独特ですね。
屋外のシーンですら、人工 .. >(続きを読む)
<ネタバレ>この監督、映像表現が独特ですね。
屋外のシーンですら、人工の光と影のような不思議な絵になってます。
それが幸か不幸か、一回目の鑑賞では、嫌味に感じてしまい、評価対象外でスルー。
がしかし、ホラーの「来る」を見た後だと、この映像が馴染んでしまい、これが正解のような・・。
いずれ、一回目の時に強かった「薄気味悪い子供たち」の拒絶反応が薄れて、二回目はじっくり
鑑賞できました。 点数上方修正します。
にしても原作の通りサイコな少年達に対し、正しい裁きではなく、地獄の復讐を仕掛ける教師。
その復讐の為には、ターゲットの家族も、クラスメートも、新任教師も、巻き込んでいく冷血に対し、
どういうわけか共感してしまう自分の危うい資質に気づかされる物語。
ラストシーンで、相手の口癖を真似る元担任女教師。 二回目の鑑賞では、超はまりました。
難点は、音声の編集ですね。会話の一つ一つが、表の意味裏の意味あるので、聞き取れないと
意味が無くなります。でボリューム上げてると、子供の絶叫シーンで盛大に近所迷惑になる。
子供の悲鳴とかは、無茶苦茶体裁悪いのでヤバいですう・・ 家庭向けDVDはその辺を
考慮して編集してもらいたい。 映画館ならこのままで良いとは思いますが・・
てなわけで、レンタルして視聴の際は、字幕出して観るのをお勧めします。
これじゃ日本の映画なのに、洋画と変わらないじゃん・・と最近、切に感じますわ