<ネタバレ>とかくSFにはありがちの何回も観たことのある物語を再構成して .. >(続きを読む)
<ネタバレ>とかくSFにはありがちの何回も観たことのある物語を再構成して語りなおしたストーリーではあるが
観る前からそういうものだと感じるか、そうでないかでは面白さは違ってくる
ヒントが多いので嫌でも先が見えてしまうのが現実か。私のような素人でも鑑賞後におさらいをしてみると、いろいろと浮き彫りになる
スタートの夢の女~モノローグによる現状解説で、すでに映画的にこの世界は信用できない
戦争はあったがその描写が灰燼と化した地表の点描で、侵略するスカヴの姿も攻撃方法もはっきりとは映さない。極めつけに、主人公が記憶を消されている
どこまでが嘘なのか?あとは程度の問題である
テッド側が、ジュリアを連れて来いといった意味を考える。これはおそらくパートナーのクローンを交換して、より飼い殺しに強化しようというためか。2週間で任務が終わるというのなら無用だが、おそらくそれも嘘なのだろう。
しかし、あまりにも倒されやすい敵であった。トロイの木馬だ。ジャックが読んでいた本はアエネーイスか。懐に招き入れる前にスキャンしておけよ。
それにしても美女と思っていたところから飛び出すのがモーガン・フリーマンとは。コメディか。
ラストの何もしてないクローン君がジュリアと会合するシーンは、なにか皮肉が込められているのかな。普通ならありえないからね
ヴィクトリア、可哀そうじゃね?性格の不一致を強調されてはいたけれど。ここに込めてあるものは、なにかとてもよくないね。
タイトル、オブリビオンてより、フォールアウトじゃないの?同じベセスダでもボルトボーイのボブルヘッドが出るフォールアウトに共通点が多いじゃないか
スカヴがプレデターのような姿でミスリードしていた。しかもステルス服だという。こんな核心に触れるようなところでパロディとは。
色々文句も述べたが意外と楽しめているのかもしれないなぁ。